生命保険の一般用語「あ、か」行

 

生命保険の一般用語解説「あ〜こ」

 

 


 

 

 

 




アクチュアリー
生命保険・年金などの分野で統計的手法を用いて、死亡率・発生率を想定し、収入と支出のバランスが取れるよう保険料・掛金を算定したり、将来の保険金・年金の支払に十分な準備金が積まれているかチェックしたりする業務の遂行ができる人のことをいいます。(社)日本アクチュアリー会が資格試験を行っています。それにしても日本の場合、経費を高めに設定しすぎの気がするのだが・・・

頭金制度
保険料の払込方法の一つで、契約時にまとまった資金を活用して保険料の一部を 一時払とする方法です。この場合、以後の保険料負担が軽減されます。

関連項目

生命保険の基礎知識/保険料と配当のしくみ

一時払

関連項目

生命保険の基礎知識/保険料と配当のしくみ

一般勘定
運用実績にかかわらず保険金額が一定である定額保険にかかわる資産を管理運用する勘定。これに対し変額保険の資産を管理運用する勘定等のことを特別勘定といいます。

医療保障保険

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生命保険の基礎知識/生命保険の種類

受取人(保険金受取人)
保険契約に基づき支払われる保険金・給付金・年金などを受け取る権利を有する者のこと。

受取人変更
保険期間の途中で、保険契約者が保険金受取人を変更すること。契約者は生命保険会社に通知しなければなりません。変更するには被保険者の同意が必要です。

運用利回り
生命保険会社が保有している一般勘定の資産が、その年にどれだけの利回りで運用されたかを見る指標のことです。

営業職員(生保レディ)
生命保険の募集を行う生命保険会社の職員の一般的な呼称。営業職員として保険契約の募集を行うには、生命保険募集人として、金融再生委員会の登録を受けなければなりません。基本的に誰でもなる事が出来る。どのような活動をするか興味がある人は設楽のり子の暴露日記を一度御覧になって下さい。

関連項目

業界・裏用語


延長(定期)保険

関連項目

生命保険の基礎知識/生命保険の見直し方法



 

 





介護保険
被保険者が寝たきりや痴呆等によって要介護状態となり、その状態が一定期間継続した場合に一時金や年金などが受け取れる保険です。現在の場合、180日の免責期間があるところが殆どなので、実際のところ支給されるケースは少ないでしょう。

関連項目

生命保険の基礎知識/生命保険の種類


解除 (解除権)
保険期間の途中で、生命保険会社の意思表示で保険契約を消滅させること。保険約款では告知義務違反などによる解除権が定められています。

解約(解約返戻金)
保険契約者が保険会社に申し出て、それ以後の契約の継続を打ち切ることを解約といい、その時点で契約は消滅します。解約した場合、保険会社は予め
約款で定められた解約返戻金を契約者に支払いますが、通常その額は払い込んだ保険料の合計額より少なく、特に契約後短期間で解約した場合、解約返戻金は全くないかあってもごくわずかです。

関連項目

業界・裏用語

確定年金
個人年金保険などで年金支払開始後10年、15年などあらかじめ定められた年金支払期間だけ、生死に関係なく受け取れる年金。年金受取期間中に被保険者が死亡した場合、(1)年金支払期間終了まで継続して遺族に対して年金を支払う、(2)残りの年金支払期間分の年金(年金現価)を一括して遺族に対して支払う、のどちらかになります。現在は予定利率の低下により、殆ど利息がつかないというのが現状です。


ガン保険

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生命保険の基礎知識/生命保険の種類

企業年金保険
企業の従業員に対して、退職後に終身あるいは一定期間の年金を支給して、老後生活の安定を図ることを目的とした保険で、従業員の退職金(年金・一時金)支給財源を計画的に確保するための退職金事前積立制度として利用されています。

企業保険
従業員の福利厚生を目的に、企業が主体となって契約する団体保険の総称。在職中の保障を目的とする代表的なものに
総合福祉団体定期保険、老後の生活保障を目的とする代表的なものに新企業年金保険があります。

基金
基金拠出者からの出資に基づく資金で、保険契約をはじめとする債務を担保することから、保険相互会社における自己資本とみなされます。

危険準備金
将来の異常な支払いに備えるための準備金で、保険リスク(実際の保険事故の発生率が通常の予測を超えることによる危険)および予定利率リスク(責任準備金の算出の基礎となる予定利率を確保できなくなる危険)に備えるものとして、決算時に保険会社が積み立てるべき
責任準備金の構成要素の一つ。

逆ざや

保険料計算の基礎率の一つである予定利率を、保険会社の実際の運用実績が下回る状態をいう。生命保険料の設定に当っては資産運用収益を予め見込んで割り引いて計算しているが、この割り引き部分に相当する金額を資産運用収益などで賄えないことにより生じます。

給付金
通常、災害・疾病関係特約において、被保険者が入院や手術をしたときなどに、受取人に支払われる入院給付金や手術給付金などのことをいいます。また、
保険期間の途中で、所定の時期に生存していた場合などに支払われる生存給付金などもあります。

拠出型企業年金保険 拠出型企業年金
企業年金のうち、企業の従業員が、在職中に任意に契約して保険料を払い込み、老後に年金を受け取るための保険です。
保険料払込期間中に死亡した場合、遺族一時金などを遺族が受け取れます。

クーリング・オフ
申込みをした後でも、納得がいかない場合は、第1回保険料充当金を支払った日もしくは申込みの日のどちらか遅い日から8日以内であれば、書面(郵送)により契約の申込みを撤回することができます。この制度をクーリング・オフといいます。

 契約の申込みが撤回された場合には、払い込んだ金額は全額返金されます。ただし、契約にあたって診査を受けた場合、保険期間が1年以内の契約の場合および保険会社の営業所等の場所で申込みをした場合など、契約の申込みを撤回できないことがあります。

経営者保険
経営者保険として利用される商品は、一般の
個人保険と同じであり、経営者に万一のことがあった場合の経営上の損失補てんと遺族の生活保障、および経営者の退職金の準備を目的として企業が一般の個人保険を利用するものです。役員保険・キーマン保険などと呼ばれることもあります。

契約応当日
保険契約期間中に迎える毎年の契約日に応当する日のことで、特に月単位あるいは半年単位の契約応当日といったときは、それぞれ各月・半年毎の契約日に応当する日を指します。

契約確認
保険契約の申込みにあたって被保険者が行う健康状態の告知の内容などについて、生命保険会社が職員または会社が委託した者によって行う確認のことをいいます。契約成立の前に行われる場合と成立後に行われる場合がありますが、確認の結果、告知内容などが事実と相違することが判明した場合には、契約を引き受けなかったり、契約成立後でも契約を解除されることがあります。

契約者
生命保険会社と保険契約を結ぶ者。保険契約上のいろいろな権利(契約内容変更などの請求権など)と義務(保険料の支払義務など)を有します。

契約者貸付
保険の解約金の何割かを借りる事ができる制度の事。
払込んだ保険料からではないので注意!

契約者配当→配当

契約者変更
保険契約者が契約上の一切の権利義務を、保険期間の途中で第三者に変更すること。契約者の変更には、契約者の意思に基づいて変更する場合と、契約者の死亡によりその相続人が新たな契約者になる場合があります。変更にあたっては、被保険者の同意および生命保険会社の承諾が必要となります。

契約転換制度
現在ある契約を下取りし、新しい保険に入る事。
車の下取りとだいたい同じ意味。
まずこの転換でトクする事はないので注意が必要。

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業界・裏用語へ

契約内容登録制度
保険金や給付金の不正な取得を防止し、生命保険制度を健全に運営することを目的として、保険契約(死亡保険金や入院給付金等のある特約を含む)の申込みがあった場合、契約者などの同意を得て、所定の契約内容を生命保険協会の登録センターに登録する制度です。各生命保険会社は、この登録された内容を、契約引受けの判断の参考としたり、
死亡保険金入院給付金等の支払いの判断の参考としています。
契約者または被保険者は登録内容について生命保険会社または生命保険協会に照会することができ、また、登録内容が事実と相違している場合には、その訂正を申し出ることができます。

契約の選択(危険選択)
年齢、健康状態、過去の病歴、職業等によって、保険事故に出会う確率(危険度)は異なります。加入の申込みをうけた生命保険会社は、告知内容などを中心に、個々の契約の危険度を検討し、他の加入者との公平性を保てる範囲内にあるかどうかを判断します。この判断のことを危険選択といいます。選択の基準となる「危険」は次の3つです。
1)身体上の危険…被保険者の現在の健康状態、過去の病歴、身体の障害状態など
2)環境上の危険…被保険者の現在の職業や仕事の内容など
3)道徳上の危険(モラル・リスク)…生命保険を悪用し、保険金や給付金などを不当に得ようとすること

契約日
通常は契約の保障が開始される日(責任開始日)をいい、契約年齢・保険期間などの計算の基準となります。

健康体保険
生活習慣(喫煙の有無等)や健康状態等に関する基準を満たした場合、一般の保険料より割引される保険をいいます。

減額

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生命保険の基礎知識/生命保険の見直し方法
業界・裏用語へ

口座振替扱
保険料の払込方法の一つで、金融機関の口座より自動的に引き落としする方法です。

関連項目



更新
定期保険(特約)、医療保険(特約)などの保険種類で、保険期間が満了したときに、契約者から特に反対の申し出がない場合、健康状態に関係なく原則としてそれまでと同一の保障内容・保険金額での保障を継続できる制度です。 保険料は、更新時の年齢、保険料率によって再計算されるので、通常高くなります。

更新型

関連項目

生命保険の基礎知識/特約の種類

高度障害
高度障害保険金の支払対象となる障害のことで、社会生活上欠くことのできない機能を全く永久に失ったものを指しています。現在多くの生命保険会社で規定している高度障害状態は次のとおりです。
(1) 両眼の視力を全く永久に失ったもの
(2) 言語またはそしゃくの機能を全く失ったもの
(3) 中枢神経系・精神または胸腹部臓器に著しい障害を残し、終身常に介護を要するもの
(4) 両上肢とも手関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
(5) 両下肢とも足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
(6) 1上肢を手関節以上で失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
(7) 1上肢の用を全く永久に失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったもの

高度障害保険金
被保険者が疾病または傷害により両目の視力を全く永久に失ったり、言語またはそしゃくの機能を全く永久に失った場合など、約款に定められた所定の高度障害状態になった場合に支払われる保険金のことです。ただし、保険契約は保険金を受け取った時点で消滅します。したがって、別の高度障害状態に該当したり、死亡した場合に重複して保険金が支払われることはありません。

告知義務(違反)
生命保険契約にあたって、被保険者が健康状態や職業などについて会社にいう事。これをちゃんとしないと保険金が支払われない事もある。ちなみに告知義務違反の時効は2年となっている。逆を返せば・・・

告知書
生命保険契約にあたって、被保険者が健康状態や職業などについて会社に告知するための書面のこと。告知は告知書に記載されている質問事項に正確に記入し、署名・押印してはじめて、告知したことになり、営業職員に口頭で告げただけでは、告知をしたことにはなりません。

ご契約のしおり
 約款の中で特に重要な事項など抜き出しわかりやすく解説したもので、生命保険会社では契約申込みを受けたとき、契約者に手渡し、申込書に契約者の受領印をいただくことになっています。通常、保険契約についての取り決めを詳しく記載した
『約款』と一緒に一冊にまとめられているのが一般的です。

個人年金保険

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生命保険の基礎知識/生命保険の種類

個人年金保険料控除
一定の要件(年金受取人が契約者またはその配偶者のいずれかであること、年金受取人は被保険者と同一人であること等)を満たし、「個人年金保険料税制適格特約」を付けた個人年金保険の保険料について、一般の生命保険料とは別枠で、払い込んだ保険料の一定額がその年の所得から控除されます。これを個人年金保険料控除といい、その分だけ課税所得が少なくなり、所得税と住民税の負担が軽減されます。

個人保険
個人で契約する生命保険の総称。これに対し、所属している企業や団体を通して契約する生命保険を団体保険という。

こども保険

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生命保険の基礎知識/生命保険の種類