〜2001.01.16〜
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ さて、今回のは2回目の抗ガン剤投与前日に書いておいたものです。 ◆再発の強さ◆ ・さて、ガンが再発するとちょっとやっかいな事がありまして、それは何か ◆今回選択した治療法◆ ・さて、前回選択した治療法は化学療法オンリーでしたが、今回は化学療法 で今回、放射線療法を選択するにあたり、会社へカミングアウトするわ 「すんません、アルコールはガンの誘因なんでちょっと出来ません」 と胸をはって言うことができます。 ◆ABVDとMOPP(両者とも抗ガン剤を組み合わせる多剤療法)◆ ・てなわけで、今回も化学療法を実施するわけなんですが、今迄実施してい 担当医「野田すか君、このMOPPの中でVという記号ってあるでしょ、 まぁ、仕方ないんで投与されてきますけど、俺の人生、新崎人生、南無 ちなみに、このMOPP療法(抗ガン剤を組み合わせる)は、白血病や ◆担当医のインフォームド・コンセントは最高◆ ・さて×2、病気になったら医師とそれについて、そもさんせっぱ、問答す そんなことより、弊が現在行ってる病院の医師も、スプーキーかもしれ すか 「ガンになると生存率と言われるのが嫌ですね」 とかなんすよ。でも悪気があって言ってるわけじゃないし、正直者なのが ◆野菜ジュースの奇跡・投与後は喉が渇きます◆ ・てなわけで、今回は大発見したことがあります。 ちなみに抗ガン剤を投与されると滅茶苦茶喉がかわきます。と言っても では、では。 ※抗ガン剤で知覚過敏になってなければ、1週間を待たずしてメルマガ配信
☆■☆■☆≪≪ 再発ガンとの闘い・覚え書き① ≫≫☆■☆■☆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
さすがに治療も再発後となりますと、どういった事が行われるかわかるので、
結構気持ちの部分で落ち着いているものがあります。
んで、今回は過去や今迄を紀貫之の土佐日記のようにつらつらと、思いつ
くまま書いてみました。
というと抗ガン剤いわゆる化学療法に対して免疫ができているということ
です。
ちなみに、弊の場合もご多分に漏れず再発ですので、耐性をもっている
ことになりますが、ラッキーなことに6回しか投与していない状態での再
発なため、担当医も言っているように、その部分に光明を見いだすことが
できます。つまり12回投与後の再発ではなく6回(正確にはダカルバジ
ンを除いたため5.5回ではないかと担当医と話してますが)投与後の再
発なので、まだまだ通常量の抗ガン剤で効果が期待できるかもしれないと
いうわけなのです。
とりあえず、4回投与した時点でCTスキャンをするので小さくなって
いれば効果ありとなります。
+放射線療法の2本だてを選択しました。本来なら入院してサルベージ療
法だと担当医は言ってましたが、もう2年くらいは会社で働いておきたい
ため渋々承諾してもらいました。
もしこれで3回目の再々発となったら、背水の陣で「末梢管細胞なんた
ら療法(別名サルベージ療法と言われました)」を行うことになります。
これは、無菌室へ入院することになるもので、?
3あたりの白血球数を
0〜300という、病気に感染したらかならず合併症になるというレベル
にまで下げ、通常の5〜6倍の抗ガン剤を投与する療法なんだそうです。
こんな時に医療ミスでもされた日には、確実に死ぬことができます。
イッツ・ア・ファンタスティック!
けなんですが、これを機会にアルコールを断つことにします。もともと好
きではないし、酒に対して良い印象(飲んで休むヘタレな会社上司や同僚
のO)がなかったので、無理強いされても、
本来なら昨年の内にカミングアウトしておくべきなんでしょうが、入社
間もないため、いきなり退職勧告されることもありえるので、会社に必要
な人間となるため、歯を食いしばって働いてました。その結果が別に自慢
するわけではありませんが、今回の2階級特進へと繋がったような気がし
ます。
まぁ、酒を飲んだ翌日は休んでしまうヘタレな上司と昇進について話し
たら、昇給はないけど、責任はよこすという事が喝破出来たので、バカ言
ってんじゃないよお前と俺はということで、自分の確固たる位置を会社で
築いた後は好きなようにさせてもらうことにしました。
たABVD(だっと思う、違ったら次回で訂正します)療法とは別の、M
OPP(モップ)療法も今回は選択することになりました。両者の違いは
ABVDの方が治療効果が高いと言われていることでして、再発というこ
ともあり耐性をもっている可能性があるため、MOPP療法も選択し光明
を見いだそうというのが狙いです。
なんて、何気なく言ってますが、このMOPPはとんでもない抗ガン剤
なのです
なんだかわかる?」
すか 「うーん、victoryのvですかねぇ(いぇー、俺って前向き
ホジティブ人間〜!)」
担当医「違うよこれは、●×△□◎(専門用語で意味不明)と言って、マ
スタードガスの原料なんだよ、そんなもん投与するんだよ」
すか 「(うげぇっ)まさに毒を盛って毒を制すですね」
担当医「そうなんだよね。こんなの使わないでも直る時代がくればいいん
だがねぇ・・・・・」
すか 「(おれって、絶対死ぬな、長生きできんわ、まじで)」
阿弥陀仏でリングロープを渡るようなものです。むぅ。
胃腸のガン、皮膚ガン、肺ガン、脳腫瘍、甲状腺ガン、肉腫などを発生さ
せる可能性があると言われています。健常なあなたならそんなもん投与し
てみますか?
ることになるわけですが、この医師にもスプーキーな方がご多分にいるよ
うで、弊の場合は結構そんな方にあたってるような気がします。東大医科
学病院で生検してくれた内科医なんかは、忘れもしないタイタニックの音
楽をかけながら、手術は30分で終わると言ってたにもかかわらず90分
もかけちまうし、補助をしてた医師は、「あれは生検する必要はないんじ
ゃないか」と言ってる始末。
麻酔がきれかけて、「いててててて、痛いっす」と言えば、「我慢しろ」
と言い出すし、そんなあなたはスプーキーなモルダーじゃぁ!あほぉ!と
思ったってデビ婦人なら許してくれるはずです。
ません。世間慣れしていないので仕方ないかもしれませんが、その言動が
結構毒舌です。前出のマスタードガスの原料を使っているとか、私のよう
な患者ならばなんともないんですけど、他の患者だったらきっとヘコンで
しまうような事をさりげなく言ってくれたりします。今回の再発後1回目
の投与の時なんか
担当医「そうなんだよね。でも治癒に絶対という事はないからねぇ」
すか 「(先生、それって治らないと言ってるのと同じですよ)」
わかってるんで、「ええよ、ええよ」という感じです。はい。
それは、抗ガン剤を投与された翌日から野菜ジュース(弊の場合は伊藤園
の充実野菜・にんじんベースの方です)を飲むと今迄1週間近く続いてい
た胃のムカツキや吐き気が急激に緩和されたことです。これは大発見でし
た。翌日の夕方はもとより、二日後には見事に復調してました。
思うに抗ガン剤を投与されることは、体のビタミンが大量に破壊され欠
乏症に陥るのではないかと思うのです。それが胃のムカツキや吐き気を助
長しているのではないでしょうか。前回は米国製の科学的に作られたマル
チビタミン剤を服用し、気怠さや、吐き気を克服しようとしてましたが効
果はなく、自然に作られたものにはどうやったってかなわないことが証明
されたような気がします。抗ガン剤を投与された方は野菜ジュース(にん
じん・リンゴベース)を試してみてはいかが?
投与された当日に飲むと吐くので、翌日目覚めてたら飲むことになります。
そんな時にゴクゴクと飲むと、これが真面においしいんですよ。砂に水が
浸透していく感覚が体感(本当ですよ)できたりもします。
あなただったらこんな時に食品添加物が入った缶ジュースを今迄のよう
に飲みますか?それともガンの誘因と言われているコーヒー、紅茶を飲み
ますか?やっぱり無添加の野菜ジュース(にんじん・リンゴベース)じゃ
ないかと思う、今日子の五郎なんすけどね。別に意見の押し売りをしてい
るつもりはありません。参考までにどじょうというわけっす。
されることと思います。ふんがぁ。
[目次][次へ][待合室へ][TOP]