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診断の実際〜貯蓄編〜 |
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とりあえず、どうぞ。 まず、現在の銀行貯蓄の数字を見て下さい。 普通貯金で0.1%、税引き後は0.08%となっています。・・・(1) (1)(2)を毎月1万ずつ積立てた場合 (1) 1204234(120万)[+4234] 2416210(240万)[+16210] (2) 1226800(120万)[+26800] 2504605(240万)[104605]
『今、非常に低金利なので保険のがトクですよ』 このようなセールストークが一般的に遣われています。 一見、ヒジョーにいい金融商品に見えます。 が、あえて自分は『現在絶対に入ってはいけない商品』と紹介します。
保険というのは、契約当時の予定利回りが契約終了まで変わる事は有りません。 現在は歴史上で類を見ない程の超低金利時代です。 来春から金融自由化により、海外の銀行が日本に本格的に進出してきます。 ゼロ金利政策が終わり、海外の銀行が日本に参入してきた場合、日本の銀行も金利をあげざるを得ない状況になります。 金利の上昇に伴い、いずれ保険会社も予定利回りをあげざるを得ません。 予定利回りが上昇すると容易に想定できる現在、これらの保険に入るメリットは何ひとつありません。会社が長期的に存在するかどうかもアヤしいですし。。。 以前メールマガジンで掲載した海外FPの人の言葉を借りるなら、 『1%程度の利回りが長期的に続いてしまうリスク』 といっていいでしょう。 具体的に数字を出していきます。 長割り終身の予定利回りは『2.75%』でまわしているのと同じ計算になります。 。。。。。。。。。。。。。。。 終身(長割)200万・・・月34700円(37歳加入で60歳まで) 総払込合計=41640円(年)×23年=957720円 ※払込終了時点の解約金は保険金額の約6割です。 この数字は約1.84%複利で毎月積立てた数字と同じです。 銀行等で金利が1.84%複利以上になったら、銀行に預けた方がトク。 複利1.84%程度なら、近々なるでしょう。 実際、他の商品はさらに利回りが悪くなります。
あと一つ、致命的な弱点があります。 例をあげます。 昭和48年時点での大卒の初任給・・・・7〜8万 20年ちょっとで倍以上値段が変わったという事がわかります。 はたして現在と同じ貨幣価値でしょうか? そういう意味でも、『通常の貯蓄商品(保険)』はお勧めできません。
◆結論 『貯蓄は貯蓄、保険は保険』とわけるのがいいといった理由をかいていきました。 @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@ <日本円で安全性が高いもの> 投資信託、この言葉は聞いた事があるかと思います。
簡単にいうと、「国にお金を貸す」といった感じです。 各社により違ってきますが、年複利1.5%〜2.5%程度です。 一部の銀行、証券会社で取扱っています。 まぁ銀行や保険会社に預けるくらいなら、ここに預けていてもいいでしょう。 ちなみに1万につき105円の解約手数料、分離課税がとられるので短期解約する分には向いていません。 ※何度も書くように、これは今では通用しません。間に受けないでね。
公社債と同じく、安全性が高いものです。 ※ははは、こんな時代もありましたねぇ。当然、今では全く夢のような話ですので間に受けないように!
以上、代表的な「ほぼ確実に利回りを稼げる商品」をあげました。 投資信託とはなんぞや? 安全性を重視(国内、国外)、一発勝負(国内、国外)ってな具合に選べるのですね。 当然、商品によっては結果的に年平均利回りが10%をこえる事になるかもしれないですし、逆に元本割れをおこす可能性も大いにあります。 現在のところ、自分は手を出していません。 ※2年以上経過今となっても…ここは同じっす。。。
投資信託はある意味「ファジー」なものといいます。 基本的に利息は『気持ち』といった所でしょう。 一応配当、というのがありますが、『ジャンプ』と同じ考えでいいです。 投資信託もそうですが、ある程度の研究が必要でしょう。 面白いものがあります。 ※なんか自分で自分を批評しているようです(笑)まぁ…強引ですが大幅に間違った解釈ではないかな?
外貨貯金って、聞いた事ありますか? ※うぅ…ホントこんな時代があったんですなぁ。。 ただ、以下の手数料が現在はかかります。 日本円→ドル・・・・・・1円(TTS) これに分離課税がとられますので、表面上の数字より悪くなります。 あと、為替リスクというものもあります。 ただ5〜10年と預ける事により、為替リスクは限り無くなくなりますのでこれも1つの選択手段に考えてもいいでしょう。 この外貨もので、特にお勧めできるのが以下の所です。 大和銀行(外貨の達人)・・・年利5% 東京三菱・・・・・・・・・・1万程度から毎月積立てできる 三和銀行(運用セレクトプラン)外貨定期、投信が50%ずつという ※なんか…「いい時代もあったなぁ」としみじみ思います。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 一度に全部送ろうと最初は思いましたが、かなりの量となってしまいましたので、ここまでにしておきます。 『公社債』『中期国債ファンド』、あとは銀行外貨貯金のHPはチェックしておいてください。 御質問は随時自分が分かる範囲でしたらお答えします。 次回は『保険を利用した場合のメリット、今後について』です。 Q1) Q2) Q3) 公社債も中期国債ファンドも、預けるとき100万なら100万と固定ですか? Q4) Q5) Q6) Q7) Q8) Q9) |