診断の実際(診断から終了まで)


 

(番外A-1)〜養老保険〜

たくみです。
さて、思いっきり遅れた養老保険の解説をしていきます。

証券番号:** ** *******
保険料:  11540円/月(20年)
総払込:2769600円(12ヶ月×20年)
<受取合計>
200万+20万×5=300万

これを月々積立ての金融商品として考えます。
これは年複利0.76%の積立て利率と同じ数字です。

20年運用で0.76%複利。。。
自分なら他の金融商品に切り替えます、はい。

___________________________

医療特約部分も見てみます。

1080円+1620円=2700円
これで7500円の入院日額。(20年)

自分のお勧めした共済は・・・
はい、いうまでもなく「実はあまり美味しくない」商品です。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

よく利益率や利回りなどの話が出てくるのですが、自分で計算するのは結構面倒くさいですよね。で、私はこれを使っています。
お奨めですので、ぜひご利用ください。

ウィンドウズでもファイルメーカーがあれば動くと思います(動作保証はしません)。また、ファイルメーカーは評価版がダウンロードできますので、お持ちじゃない方でも大丈夫です。

●ファイルメーカーPro 職人のTips

第7回 表計算顔負けの利回り計算機——資産運用——

 「FMPの資産運用」は,ファイルメーカーProで作成した計算機です。複利計
算など複雑な金利計算が簡単に行えます。

 借入額,利率,期間を設定し,毎月の返済額を求めるといったローン計算か
ら,たとえば「退職金1000万円を年利3%で運用しながら20年間で使い切りたい
が毎月いくら取り崩せるか」とか「インフレが毎年平均2%で進行した場合,現
在持っている1000万円の10年後の実質的価値はいくらか」などといった疑問に
答えます。

今回の作品「FMPの資産運用」をダウンロード(28Kあります)

●こちらからダウンロードできます。
http://mac.nikkeibp.co.jp/mac/download/9910/index.shtml

●解凍ソフトStuffIt Expanderをお持ちでない方は、こちらから。
http://stuffit.act2.co.jp/download/index.html

●ファイルメーカーProをお持ちでない方は、こちらから評価版をどうぞ。
http://www.filemaker.co.jp/downloads/index.html

 もっと便利なフリーウェアがあれば、お知らせいただくとありがたいです。
できればマックで利用できるものがいいのですが。

 さあ、ご自身の生命保険の利回りや年利を換算して、よく考えてみましょう。

では。


(番外A-2)〜それに対する雲上さんのレス〜

うっっ!!
そうだったのかーー。 そういうことだったのかーー。
なんたる能天気。 私は200万払えば300万もらえると思っていました。灯台下暗しというか・・・・ 他人のことは言えませんね。 自分がこれじゃあ。
これは絶対にまずは、公社債にします。 でも、一応これは、4月以降ですね。
いままでの分、ちゃんと戻ってくるんですよね??
結構な金額の貯蓄じゃないですか。 
ま、強制的に積み立てたから溜まったお金ですので、いままではやっていて良かったと思います。 きっとこれをやっていなかったら、月に2、3万なんて、飲むか食べるか洋服になっていたでしょう。(笑)
でも、ここで気がついて本当に良かったです。 あとは、溜まったお金を有効に投資というか貯蓄すれば良いのですから。
たくみさん、ありがとーー。(感謝)

 

>
> 医療特約部分も見てみます。
>
> 1080円+1620円=2700円
> これで7500円の入院日額。(20年)
>
> お勧めした共済は・・・
> はい、いうまでもなく「実はあまり美味しくない」商品です。

それだったら、それに入ります。 でも、最低でもあと5年は入らないけど。

 

> よく利益率や利回りなどの話が出てくるのですが、自分で計算するのは結構面倒く
> さいですよね。で、私はこれを使っています。
> お奨めですので、ぜひご利用ください。

ありがとうござます。 家のパソコンにダウンロードしてみます。
ファイルメーカーはwinにしてから使っていません。 昔は家も会社もマックだったんですけどね。 

 

>  さあ、ご自身の生命保険の利回りや年利を換算して、よく考えてみましょう。

はい、ありがとうございます。
基本的に自分に生命保険はいらないと思っていますので、自分の分は全部投資に回します。(すっごい強気)

 

あ、私の入っている養老保険ですが、これを4月に解約する場合、郵便局に行けばすぐにできるんですよね?
それから、養老保険っていうのは、いままで積み立てた分は返ってくるんですよね?

あと、その解約金なるものは一時所得として、税金を払わなければならないものですか?
その場合、来年確定申告をするのですか?

よろしくお願いします。


(番外A-3)〜それに対するたくみのレス〜


解約はすぐできます。
(郵便局にて)
ただ、積立てた金額が全て戻ってくる事はないかもしれません。
(多少少ないかもしれません)
一度確認してみてください。

基本的に養老を初め保険は最初の何年かは元本割れをおこし、元本割れをおこさなくなった年から曲線上に利息がついていく、という仕組みになります。
多少のマイナスがあるかもしれませんので、現在の解約金・マイナスにならない年(元本を現在おこすのであれば、元本割れをおこさない年)をまず聞いた方がいいでしょう。

多少のマイナスなのでしたら、正直元本割れをおこさなくなる年を待つよりいっそのこと解約→投資信託へときりかえた方が将来的にトクでしょう。
(損してトクを取れ、的考えです)

 

> あと、その解約金なるものは一時所得として、税金を払わなければならない
> ものですか?
> その場合、来年確定申告をするのですか?

     (総受取ー総払込)ー50万
一時所得=---------------------------
          2

という計算になります。
払込みより50万も多くなっている事はまずないでしょうから、税金はゼロです。
当然確定申告も必要有りません。

※契約五年以上のものに限る。

普通の貯蓄の場合は利息に対し、20%の分離課税がかかります。
(勝手にひかれる)
ただ、生命保険を活用した場合は「一時所得税」となるんですね。
で、50万の控除がありますので、実質的に税金がかからない、ってな事になり有利になるという仕組みです。(五年以上契約のものに対し)

 

………………………………………………………………………

<コメント>

実際、保険屋さんも含めて言える事ですが、「積立て複利計算」等を知らない人が殆どです。
よく「払込みに対して120%の解約金」等という表現を使っていたりしますが、複利に直してみると、なんてことはない数字になったりします。

『20万、20年で増える』
『120%のパフォーマンス』

という言葉に惑わされず、冷静に複利で表してみて下さい。
はい、きっといろんな商品の見る目が変わりますよ。

<関連項目>
いろいろ複利計算シート


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