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住友生命[ライブワン] |
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・住友生命「ライブ・ワン」
なんか「第一報」とかいって、重要月戦略をとっていますね。
はい、ここは「松嶋奈々子」を使用のCM。
『いい保険ですよ』
『画期的な保険ですよ』
『投資信託へ移行できますよ』
もう勧誘を受けた人もいるのでは?
もしかして加入してしまった人も…
さて、ちょいとHPにて見てみました。
以下、住友のこのページを見ながらだとよりいっそう分かりますよ。
(ライブワンのところをクリックしてください)
http://www.sumitomolife.co.jp/
>◆基本的には明治のLAと同じ____________________
ここはかなり明治・LAに似ています。
3年ごとの予定利率見直し、予定利率1.5%保証なんて、まるっきり同じですね。
『パクるな!!』
ホント、声を大にしていいたいです。
特約関係は特にかわっていないので、ライブワンの利回りについてかいていきます。
(LAの商品説明と同じとなるので仕組みはLAの詳細を参照してください)
<魅力的な利回り>
『最低保証利率が設定されていますので、市場金利が低下したときも安心です』
こんな事が謳ってあり、右に数字がかいてありました。
これ、パっとみたら「1.5%複利が最低保証かぁ」と思ってしまいます。
が!
計算してみました。
以下、抜粋
※保険ファンド部分の保険料1万円の場合(月払)
・最低保証利率1.5%
1年 118046円
2年
3年
6年
12年
18年
24年
30年
238183円
360477円
729120円
1493403円
2301502円
3156576円
4061353円
はい、ぱっと見、「1.5%複利かどうか分からない」ですね。
で、いちいち計算する人はいないでしょう。
とりあえず計算してみます。
まず、年複利1.5%で30年、積立てた場合。
4572221円
はい、思いっきり1.5%複利ではないです。
じゃぁ、実際の利回りは?
計算してみました。
『年複利0.77%』
はい、これは30年預けた場合の年平均複利です。
『どこがいい利回りやねん!!!』
突っ込みたい部分ですね。
ちなみに思いっきりLAと同じですので、LAの方も注意してください。
<参照HP>
http://homepage2.nifty.com/urajijou/la.htm
>◆投資信託へ移行できる??_________________
さて、保険ファンドと当社が取扱う投資信託との間でご希望に応じて自由に資
金を移動させることができるなんてかいてありますが、これは注釈があり、現
時点では出来ません。
以下、抜粋。
※平成13年5月実施。なお、保険ファンドと投資信託との資金移動にあたっては
別途当社所定の手続きが必要になります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まだ確認はとっていませんが、以下の事が想像できます。
・ある程度まとまったお金がないと移行できない。
・投資にまわした場合、元に戻すのが困難。
・基本的にこの部分は生保レディにとって給料とは関係ないのですすめる事は
ない。基本的に生保レディは投資信託の知識は皆無ですし。
まぁ、殆ど『LA』と考えて問題はないでしょう。
>◆LAのがマシ!__________________________
HP等でボロクソにかいていますが、実はこの商品はLAより悪いです。
その決定的な部分がココ。
『保障と保険料を自在に見直すことができます』
a)更新時や特別保障期間満了時等に、保険ファンドの一部を保障に…
b)払込保険料はそのままで、保障を充実…
c)保険料の払込みが困難な時には、保障はそのままで…
a)については、単なる「基本転換」と同じ。
b)については、単なる「特約転換」と同じ。
c)については、単なる「契約者貸付」みたいなもの。
フザケテます。
言葉を変えているだけ。
で、LAの場合は毎月「保険と積立金の割合を変更できる」のに対し、これは
どうやら出来ないみたい。
(設計書のどこにもかいていない)
ま〜だLAのがマシたる所以ですな。
(かといって、LAはクソですが)
<参照HP>
http://homepage2.nifty.com/urajijou/la.htm
>◆読者からのメールより_________________
で、読者からの「提案を受けての感想」です。
ちなみに自分「たくみ」と同じ年、独身の方からのものです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4月になると、問題の【ライブワン】を持ってきました。
「三大疾病や1泊2日の特約はいらない」と断わると特約を少なくし、掛け捨
て部分を安くしたものをもってきました。(保険クリニック裏病棟HP参照後)
ライブワンに至っては多分本人もよく理解していないらしく説明も??で「と
にかく今までにない画期的な良い総合的な保険」の一点張りです。一応知り合
いの保険のおばちゃんなのに、こんなひどい保険を勧めるなんて…今では人間
性を疑ってしまいます。自慢げに「うちの娘の保険も全部下取りにしてこれ(
ライブワン)にするのよ!」といってプランを見せてもらいました。バブルの
頃に入ったと思われる、利回りがスゴク良いお宝保険なのに…(といってもお
ばちゃんが儲かるように掛捨て部分が多すぎる。娘さんは私と同級生なのに)
おそろしや保険のおばちゃん!本当に損得も分からないのか?確信犯なのか??
………………………………………
同封されていた設計書の名前、思いっきり間違えていたのには笑いました。
ちゃんと名前ぐらい確認してもいいのでは???
はい、そんな感じで勧められている保険。
この文にもある通り、恐らく半数以上の生保レディは「理解していない」事ではないでしょうか?
『いい商品、設計された商品といえますか??』
>◆結論____________________________
「愛&愛らぶ」(定期付終身)の終身部分を「積立金」にしただけの商品。
基本的にLAと同じ。
『現時点では入るメリットは感じない商品』
以上です。
設計書付属資料のところに「保険ファンドへの積立」という項目があります。
『魅力的な利回り』
こんなフレーズがちらほらかいてある割に…
3年後=0.06%
6年後=0.40%
37年後=0.68%
いや、赤字でかかなくても。。。
これ見て「いやぁ、いい利回りだねぇ!」という人っているのかなぁ???
『利率の悪い貯金に保険をくっつけた商品』
はい、なんらメリットはないです。
『投資信託への移行ができる!』
って、どうせなんらかの縛りがあるんでしょう?
最初から「投資信託」に縛りがなければしている筈だから。。
最後にキャッシュバック。
『あらかじめ割高の保険料を設定し、後で割高分を返しているだけ』
こんなんで特許取ろうなんて、なんだかなぁと思う今日この頃です。
当然、「他と比べてキャッシュバックを考慮にいれたとしても割高」です。
って、2匹目のドジョウ、思いっきり狙ってますね。
そんなに売れないって。
こんな商品で「重要月!」「第一報」なんてやってたら生保レディがかわい
そう、と思わず思ってしまいました。
あ、当然転換なんてフザけた見直しはしたらダメですよ。
これら「LA型商品」(堂々人生含む)への転換は「極悪非道レベル」です
から。。。
『サギ』
こんな1フレーズが浮かんだ今日この頃です。
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『おぉ!いい商品だ!!』
っていう商品がなかなか発売になりませんね。
まだ「ひまわり」「ソニー」のが面白い商品だしてます。
ライブワンを含め、LAは将来的にユニバーサル保険へ移行していく可能性は
ない事はないのですが、現時点では無理でしょう。
投資信託知識等、金融関係の知識がなさすぎですから。
それこそ現時点で投資信託販売したら「サギ」になってしまう可能性大ですからねぇ。。
やはり変額は恐くて発売できないんでしょうか?
個人的にはニッセイの噂の商品「ロード」が気になります。
あえてこの時期に出さなかった事、野村證券と提携した事。
『定期保険付投資信託』
野村経由で発売したら…一人勝ちになるでしょうね。
なんにせよ、「現時点では新商品に手を出さない」「LA商品はスルー」が
賢い選択でしょう。
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【読者投稿】(Maindenheadさんより)〜2001.08.25〜
はじめまして。
33歳独身男性・現在初保険加入考慮中です。
加入を考えたのは住友生命のおばちゃんの勧誘にあったのがきっかけでして、昨日、「LIVE ONE」の提案書を受け取りました。で、ちょっと読んでいるうちに、これはもしかしてあまりお得ではないのでは?と思い始めたところでこのホームページを見つけました。
そこで、自分の勉強のために、というわけではないのですが、今の私の「LIVE ONE」についての考えをまとめました。誤解がありましたらご指摘くださると助かります。
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この掲示板で議論されていた終身 vs 定期+運用 の議論はよく理解できました。私ももともと「定期+運用」派なので、実はこの「LIVE ONE」っていうのがそれをやってくれるものだと期待していたわけです。定期部分が特約部分、運用部分が主契約の保険ファンドということです。
おばちゃんからもらった提案書によれば、この保険ファンド部分は基準利率 1.5% (ただし、このままの基準利率で積み立てた場合の32年後(65歳時)の運用利回りは(最低)0.63%)、積立金残高に対して年0.55%から0.75%の管理料がとられ、払込み保険料に対しても 1% ずつとられるようです。
引き落としには手数料はかかりませんが、特別保障期間(65歳以前)に払い出す場合にはファンドへの既払込保険料合計額の2割を残しておかなくてはならないので、使い勝手が悪いです。
保険ファンドから投資信託への移行は、事実上保険ファンドを払い戻して投信を新規購入することと同じで、スイッチング手数料無料!みたいな特典はありません。ファンドに戻すときには、また 1% の手数料をとられます。
ということで、「LIVE ONE」の保険ファンドはありがたみが薄く、せっかく「運用」部分を分けたのにそれが大きなメリットになってません。
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というわけで、どうやら、定期+運用にもどって、いい定期を探さなくてはならないようです。「LIVE ONE」の提案書を見てから。。と思っていたので、まだ他の保険会社の資料が手元にありません。定期の生命保険、定期あるいは終身の医療保険で、どこかお勧めがありましたら、ご示唆くださると助かります。
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※なんか自分より正確にLIVEONEについて記してくれましたね(笑)
関連項目
・LA
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